調査期間
損害保険料率機構の平成17年度の公式発表によると、後遺障害等級認定の申請を受理してから決定を下すまでの期間は
- 30日以内が 約90%
- 2カ月以内が、約 6%
- それ以上が、 約 4%
とのことです。90%を占める30日以内の決定の大半は、非該当のケースです。ですから後遺障害等級が認定されるケースの大半は、2カ月以上の調査をしていることになります。
後遺障害が認定される割合
後遺障害等級が認定されるケースは、例年5%前後で推移しています。すなわち、95%が、そもそも後遺障害のない軽症のケースか、申請されても非該当と判断されるケースです。
認定された後遺障害等級の内訳
認定された後遺障害等級の内訳は以下の表のとおりです。
ご覧のとおり、14級が50%を占めており、全体の74%が12級以下の認定です。
後遺障害等級別の分布(平成16年度)
等級 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 |
11 | 12 | 13 | 14 |
割合 | 2.0 | 0.9 | 0.5 | 0.4 | 1.0 | 1.1 | 7 | 2.2 | 2.4 | 3.3 | 9.2 | 23.3 | 1.0 | 49.7 |